TAMASAKA GARDEN

初老の小デブのダダ洩れする日々のつぶやき。つまみ細工もね。

販売先の品ぞろえ

         お店に合った商品を置く

委託販売先やイベント販売の時の商品は同じにしていますか?

委託販売を始めたばかりの頃は品数も少なく作る事で精一杯だったのであまり深く考えていませんでしたが年月が経ち品数も増えてくるとお店によって売れる商品と売れない商品がわかってきました。

現在あけてぃーぬの実店舗の委託販売先は2店舗。                                 最初からお世話になっている地元のお店とインスタで声をかけて頂いた東京のお店。

この2店舗でも売れる物が違います。まず地元のお店の場合、地方であり時期もありますが観光客も訪れる場所なのでお土産代わりにお買い上げ頂く事もあるようですが大物はあまり売れません。以前は数千円する髪飾りも置いてはいたのですが観光客が買う訳はなく、売れる気配が全くないので高額の物は引き上げお手頃の髪飾りやアクセサリーを中心に置くようにしました。

東京の委託販売先の場合、こちらはオーナー様が美容師で元々美容室だった事もあり和装の髪飾りなどの販売の要望があった為髪飾りや帯留めを納品したところ美容師繋がりの方に早々にお買い上げ頂いたのです。地元のお店ではまったく売れなかったのに…(^^;) なのでこちらのお店では洋風のアクセサリーよりも和装に合うアクセサリーをやや多めに納品しています。

イベントや店頭販売などもそのイベントの内容や客層を予想して作ったり並べたりするようになりました。

例えば大きなお祭りでの店頭販売では観光客や小中学生の子達も多く来るのでお手頃価格のストラップやアクセサリーを多めにしたり、東京の委託販売先で入園入学グッズマルシェがあると聞きキッズ用のヘアアクセサリーを多めに納品したり。

割りと柔軟に対応している気がします。まぁそう言うと聞こえはいいですが未だ自分の作るものが定まっていないと言うのもあるかと思います。自分はこういう物を作りたいんだ!って言う確固たる信念がね・・・ある事はありますが非常にコアな世界な気もするし作りたいものだけ作っても売れなければ仕方がないしでこれは作家さんあるあるだと思いますが。

とにかく作ってみたいものが沢山あるんです。誰もが見て可愛い!と思えるようなものも良いですが自分が好きな世界の可愛いを作りたい。

昔からティムバートンの世界が好きだったりするし「可愛い!」と思って買ったグッズが友達からは「可愛い?(^^;)」みたいな反応だったり。王道の可愛いとはちょっと違う場合が多くて。そんな世界だけを作っていければもっと楽しいんでしょうけど「売る」となればそうは言っていられない。

理想を言えば自分が作りたいものが多くのお客様に受け入れられその方向のものだけを作ってお店が成り立っていける事。

でもね、それが出来ている作家さんはどれだけいるだろうと思う。ほんの一握りじゃないかな?

売れる商品と作りたい商品は必ず一致する訳じゃない

物を作る商売の人なら感じている事だと思う。

なんか話が脱線している気がしますが・・・まずは柔軟に適材適所?TPO?長い物には巻かれろ?郷に入っては郷に従え?的な?なんだそれ?って感じですが(^_^;)とにかく売れて頂かなければ話にならない訳です。

より多くの方にお買い上げ頂くには委託販売先のお客様がどんな年齢層なのかを調べたりイベントの内容に合う商品のラインナップにしたりって事はとても大事な事なんだなと実感している今日この頃なのです。