手術そして治療へ
手術は3時間の予定のところ5時間かかった。
どうやら私の体形(漏斗胸)が問題だったようだ。
手術後の回診の時に執刀医に「大変でしたよ~」って言われてしまった。
手術から目が覚めて生きている事
娘が側にいる事が何より嬉しかった。
手術自体は成功、見える悪い物は全て取り除いたと。
そして手術から2週間後すべての検査の結果が出揃った。
ホルモン受容体の乳がん
炎症性ではなかったのでステージは2b
ただし早期の段階で転移する可能性が高い細胞を持ち合わせているらしい。
その為今後の治療はフルコースになった。
手術2ヶ月後から
2020年の8月から抗がん剤が始まり
抗がん剤が終わったのが2021年の1月
そこから放射線治療をほぼ毎日25日間
そして3月に放射線治療も終わり
今はホルモン治療の為に毎日薬を飲んでいる。
勿論抗がん剤はそれなりに辛かったです。
脱毛もしたし色んな副作用にも悩まされた。
抗がん剤の副作用は個人差もあるけどこの辛さはやはり
経験者にしかわからないと思う。たとえ家族でも。
ここはつまみ細工がメインのブログなのであまり詳しくは書かないけどね。
私は右利きです。
右乳房を全摘&リンパ節も切除しているのでその時点で
右胸~右手の感覚が麻痺しています。
術後に比べたらマシにはなったけど痺れはずっとです。
抗がん剤も手足の痺れが出るものだったので
抗がん剤中はつまみ細工はほとんど出来なかった。
(やる気がなかったってのもある)
そして今飲んでいるホルモン治療の薬は
更年期障害のような症状が出るもの。
手足のこわばりや関節の痛みなど。
これをこの先10年は飲まなければならない。
リンパ節も取ったので浮腫予備軍でもある。
リンパ浮腫・・・リンパ節切除によりリンパ液の流れが悪くなり
発症すると手足が浮腫んでしまう事。発症したら完治は難しい。
すでに今の時点で少しでも右手を酷使するとすぐにだるくなってしまう。
その事を先生に言ったら
今日は無理したなとかだるいなと感じたら次の日は
右手を休ませて下さいねと言われている。
すっかり無理できない体になってしまった。
なんで右胸だったんだろうとか左利きだったら良かったのに
ってつくづく思う今日この頃です。