自分らしい作品作り
自分だけにしか作れないもの
つまみ細工に限らずハンドメイドの作品を作っている作家さんなら誰でも思う事
自分にしか作れない作品作り
見ただけで誰が作ったかわかるような作品
少なからず作品作りの時にあけてぃーぬも思ってる事
それがなかなか難しいんですけどね。
あけてぃーぬがつまみ細工をやり始めたのは2017年の6月頃だったかな?まだ3年経ってないんですよね。つまみ細工の世界でもハンドメイド作家?の世界でもまだまだ新米の部類。すでにつまみ細工作家さんは沢山いるし素晴らしい作品や素敵な作品もたーくさん。
つまみ細工を始めた最初の頃はとにかくつまむ事が楽しくて次から次へとそれこそ色んな作家さんの本を見てはそれを真似して作っていた訳です。
で、ある程度基本のつまみ方を習得し始めて販売を視野に入れ始めてきた時、自分の作った作品を見て
「これって誰でも作ってるよね。所詮誰かの真似でしかないのかな?」と。
同じような作品を作っても既にもう何年もつまみ細工をやられている諸先輩方がいるのだからその同じ土俵に上がったところで埋もれてしまうだけだなと。
技術的な事も到底敵わない。だとしたら同じものを作っていてもずっと平行線のまま、自分のオリジナルの作品を作らないと主婦の趣味の延長から抜け出せない。
じゃあどうする?
他の作家さんが作っていないような作品って?
つまみ細工と言って大抵の人が思い浮かべるのは「お花の簪」「お花の髪飾り」
(厳密に言うと舞妓さん達が着けているような簪は「つまみ細工」ではなく「つまみ簪」と言うらしいのですがその辺りは難しいのでまたいつか (^_^;))
基本的につまみ細工はお花をモチーフに作るのが王道。勿論お花も可愛いけどお花以外でも作れないのかな?と。
そんな事を考えていた時に本屋さんで売られていた図鑑が目にとまりました!
多肉植物ハンディ図鑑 監修サボテン相談室・羽兼直行 主婦の友社
表紙に写っている色とりどりのなんて可愛い多肉植物達!我が家にも少しばかりは多肉植物はあったもののサボテンをも枯らすキラーハンドのあけてぃーぬはまともに育てられなくてこんな写真のような形や色にはなったことがない!(T_T)
多肉植物ってこんなに可愛いの⁈
こんなにいろんな形や色があるの⁈
図鑑には育て方も載っているし我が家の多肉ちゃんの救済にもなるかも⁈と速攻図鑑をお買い上げ!家に帰ってうっとりと図鑑を眺めていると創作意欲がふつふつと。
作ってみたい多肉ちゃんのページに付箋をペタペタ。あっと言う間に付箋だらけになりました。
その中からまずは、多肉植物のセンターと言えばやっぱりエケベリアだよね。とエケベリアの中からその時のあけてぃーぬの技術で作れそうな多肉ちゃんを選んで試作を作り始めたのでした。
それが2018年の新緑の頃でございました。